全日本気功師会・気功総合療術院・気功師養成学校レポート用紙

練功練習過程における体調の変化

松林 ○○

  初期段階は要領を得ず、雑念も多くあまり身についていないように感じられた。だが、数日後には手の痺れた感じを覚えるようになり、間もなく予想に反して体調は悪化していく。今まで出したことのない高熱から始まり、急性胃腸炎で嘔吐と激烈なる下痢に悩み、種類の違う風邪を立て続けに二度ひいた。先生の「好転反応」という言葉を信じ。又「静功だけでも続けるように」との指示を受け、39度超の体で練習を続けた。2週間ほど会社を休む結果となったが、今となって考えてれば、身をもって練功の成果を実感として得られたことは非常に重要な期間だったと思える。

  その後もこの件をきっかけに真面目に練功に取り組んだ甲斐もあり、大分標準を越えていた体重も少しずつ落ちていき、年4〜5 回ひいていた風邪もほとんどひかなくなった。風邪と思われる症状が出てもすぐに治ってしまう。また、大変低かった血圧も理想的になった(92〜78)⇒(120〜72)。血液検査で再検査となることが多かった中性脂肪も正常となった。継続して練功の大切さを痛感している。今の目標は完全なる無極を体験することである。

  施術体験
  私の最初の患者は私の猫である。治療の際の注意点を思い出し、少し落ち着きのない猫に気を送ってみた。すると、しばらくではなくすぐさまその場に座り込み目を閉じた。あまりの早さに少々戸惑いを感じつつも続けると猫が裏返った。普段あまり腹を見せないのでまたも戸惑いを感じながらも続けた。今度は自ら右に寝返ったので右側に不安を感じているようである。7〜8分続けたところで自ら立ち上がり、またうろうろし始めた。今でも毎日のように気功を受ける一番真面目な患者である。これで少し自信を深めてしまった私は友人・知人に実習素材となってもらえるよう頼み、数人の方に気功の体験をして頂いた。

  〇重い椎間板ヘルニアに悩む友人はすぐに効果が出たようで治療直後に「全然楽だ」と言い、翌日朝起きるのも大変楽だったと報告を受けた。

  〇48歳 女性
  1985年から子宮内膜症、急性再発性?炎、大腸狭搾、憩室摘出大腸固定術、内臓下垂と様々な既往歴を持つ。その際、痛み止めとして使用を始めたモルヒネが常用中毒となる。その後も使用量は著しく増加し、中毒症状も顕著となる。精神安定も含め治療を依頼される。治療初回から大きく反応が見られた。血流が活発化することで痛み出すのではないかと不安なようであったが、そのような事もなく、治療当日は寝つきもよく、熟睡でき、何年も感じたことがなかった食欲が起きたとの事である。

  気を科学で解明しようと研究が行われているが研究成果を発表・公表する場が非常に限られており、又、目に見えないものは信じない傾向にある日本人を納得させうるデータも未だないと思われる。認知度も低く、偏見、誤解も多い。だが、一部の西洋医学者たちは東洋医学、気功に頼らざるを得ない状況を認識しており、今後、気功の需要が高まることは容易に想像できる。だが、目に見えないものを信じない日本人気質の壁は厚く、高い。更なる市民権を得るためにも我々気功に携わる者達は正確に知識を得、人格も高め、治療で実績を積み重ねる以外にない。