全日本気功師会・気功総合療術院・気功師養成学校レポート用紙

気功外気臨床治療の体得

いま ○○

  現在続けて来ている患者の一例を報告いたします。

  48歳コンピューター関係の仕事をしている男性。気功には以前より興味を持っており、今回のレポートに協力していただきました。

  治療方法 仰向けに寝てもらい、裾を直し、三里のツボ等4ヶ所ずつ押さえ、次は腹を手の平で三呼吸ずつ二度押す。脇腹に手をくぐらせ、五度ほど体をゆする。私は患者の体の横にいましたが、頭のほうに移動し、肩を押し、首、耳下(風池)耳のツボを押す。百会を十字にたて横と押し、患者の左腕、胴体、右腕へ動脈静脈の流れに気を送る。次に頭から交差に送る。(神経調整)次に内臓調整。肝、心、脾、肺、腎と二、三度繰り返し全体にこれを補とシャの考えで、神経・内臓調整を二度繰り返しました。

  この方は、早朝マラソンしていることと、椅子に座って一日仕事をすることで、手感でも診断した結果、背骨がゆがんでいることと、下肢に疲れがたまっていることが解りましたので、足、足裏に気を送り、次に仰向けの際に脇腹から気を送りました。三回目に来られたときからは診察ベッドに座ってもらい、背後から気を送りましたが、自分でも満足できずに、五回目には背骨の両脇に指先を当てて、上から下へ三回なでて気を出しました。患者もこれには、「よくなったような気がする。楽になった。」と言ってもらえました。他の個所は、腹の具合が弱っているように思いましたので、本人には知らせず、それを意識して行いました。そして、目の疲れなどからくると思われる、頭の疲れや肩のこり、全身の倦怠感を取り除く様にしたつもりで、次回、患者がどのように感じたかが自分でも期待を寄せているところです。

  結果と感想 週一回、本人に来てもらい、30分程外気治療を行いました。初回と二回目の時は、患者本人に緊張感があったこともあり、それをほぐすことが上手に出来なかったことに今後の活動において考慮すべき点として現れたと思います。外気治療の後、二人で冥想をして一人でも出来る様に教えたつもりですが、これは今回も含めて、私たちの経験上数人で行うほうが良いと思いました。この方には引き続き、冥想も一緒に行うつもりでいます。患者は三里のツボなど、足のツボを押さえてもらうのが、非常に気持ちよく感じたらしく、しばらくやってもらいたがっていました。今後さらに続けて通ってもらえるとの事です。他の患者に外気治療した時には、診断方法を教えていただく以前でしたので、単に治療行為をしただけでしたが、ある時、指圧の先生に行った時に、数十分後に、元気を取り戻し、他の方へ指圧マッサージをしていたと後から話をされました。我々夫婦間においても、お互いに少しでも具合が悪いと思ったら、治療をしてみようとするのですが、手の平でお互いに感じるようには、体の方を治療しても実感というのに少々乏しいかなと感じています。今後さらに研究していきたいと思います。