全日本気功師会・気功総合療術院・気功師養成学校レポート用紙

外気治療についての体得

田代 ○○

  私は今年で25年間歯科関係の仕事をしています。平成4年から12年までは歯科医院も経営していました。来年4月からまた新しい歯科医院を立ち上げる予定です。歯科医療というものは、基本的には外科で別名置換外科とも言われています。人間には自然治癒力というものがありますが、しかし歯や歯周組織に関しては自然治癒力が殆ど期待出来ません。安静にしていれば治るというものではなく、特に歯については絶対に自然には治らないのです。ですから、歯科医師といわれる人たちは基本的には東洋医学に対しては懐疑的です。その中にも鍼麻酔を行っている先生や、気功治療に興味を持っている先生も知っていますが少数派です。私は平成12年11月に入学し丸一年が過ぎました。その間に張先生より沢山の人々に気功治療をすることが一番の練習になるとのことを言われていましたが、私としては家族や身内には行いましたが、私が学校に通っていることを知っている歯科医師の方々からの要請には、まだ勉強中なのでと言って断っていました。それは上記の理由で私の未熟な技術による気功治療によって、気功治療自体に対する不信感を作ってしまうのを恐れたからでした。

  本年も11月になり私ども主催の歯科矯正セミナー中に参加者の歯科医師から頼まれたのを機会に千葉県で開業しているM先生(男性)に治療を行いました。この先生とは13年の付き合いでよくお酒を飲んだりする関係です。11月3日夜一緒にお風呂に入りましたが、その時先生の体をみて驚きました。その先生は常日頃体調が悪いと言い続けていましたが、ストレスによるものと思われる湿疹が大量に出ていました。体調不良から来る精神的のものかまだ42歳にも関わらず歯科医院を辞めたい、歯科治療自体も面白くないと言っていました。実際の治療は11月4日に行いましたが、特に治療前に合谷と手の三里を触診したところ、左側だけ極端に痛がり右利きの歯科医師にしてはおかしいですねと聞いたところ、前に聞いてた交通事故で死線を3日間さまよった時外車だったため左側を強打し骨折もおこし、医師からは助かったのが不思議でならないと言われていたとのことを話してくれました。患者を後ろ向きに椅子に座らせ通法どおりに気を入れ始め5分後試しに後に引いてみたところ、後に引っ張られる感じがしますとの返事で気が十分に入っていることを確認しました。周りで見ていた歯科医師達も驚いた顔をして私の顔を見ていました。その後頭から気を入れ始めたところ、お腹に重さを感じますと言い出しました。私は先にも言いました様に患者の後にいて患者は何をしているかわかりません。周りの人たちは2度びっくりしていたようでした。その後左側の首から手にかけて気を入れ最後に全体的に気を入れ、20分ほどの気功治療を終了しました。お酒は冷たいものを避けてくださいと言いましたが結局3人でビールを飲んでしまいました。その晩はそのまま分かれましたが、翌日の晩友人の家で夕食をしていたところ、M先生から電話があり夕べはよく眠れた、今朝起きた時に久しくなかった快適に目覚めることが出来た。月曜の朝が一番嫌いなのだが今日は1日頑張ろうという気持ちになれた。とのことを言われた。先生は体があまり良くないので反応がはっきり出たんですねと言いましたが、気功治療のすばらしさ、私自身が人様のお役に立てることのすばらしさを実感した2日間でした。今後はこの技術修練を積み、多くの人たちのお役に立てる様、また将来私自身がリタイアした時後海外移住を考えていますが、その地でも気功治療に励みたいと思っております。

追加レポート

  平成13年11月11日、M先生と他のセミナーで一緒になる。そのセミナーには私が出るのを知っていて奥様から言われ、また私と会って気を入れてもらってきなさいと言われて来たとのこと、セミナー終了後私の事務所にて治療を行う。前回治療に関してのコミュニケーションが十分にとれていなかったので、今回は私も質問したいことや患者からの感想も聞きたく午後5時15分から25分間治療を行った。

  治療前の問診では、交通事故の時に体の左側の骨折の他、肝臓周辺の血管損傷による内出血があったとのこと、今日は体全体の他に肝臓にも気を入れようと思いました。今日は右側の合谷と手の三里が痛いと言っていた。

  治療は通法通り全体に気を入れ、内臓特に肝臓周りに気を入れたところ右足が痛いと言い出した。右足全体から足の踵にかけ特に踵周りが熱いとの感想である、また、右下腹部に違和感が出たとのこと、肝臓より低い位置である。また、全身に気を入れ続けたところ、みぞおちと臍の間が重いと言い出した。25分が経過し首から肩、手の平まで擦り治療を終えました。

  治療後感想を聞く前に、手の三里と合谷を押したところ、痛みはないと言い出した。M先生の言葉をそのまま書くと、前回のレポートにも書いた様に歯科が好きではなく患者のクレームや子供の泣き声をストレスと感じる時は、必ずみぞおちと臍の間に違和感が起きるとのこと、前回の気功治療後1週間はそれがなかった。上から気を入れると体が大変重くなり水圧で押さえつけられている様になる、もちろんみぞおちと臍の間も同様である。気功治療中ははっきり言って抑えられた様に重く苦しいが、終了時に肩から腕手に触られると一瞬にして目が覚めた様でその後は極めて爽快な気分だと言っていました。私は、先生は体に何らかの不都合があり逆に気功治療を体が欲しているのかもしれませんねと答えた。右脇腹の違和感にしても去年ぐらいから頻尿になり、病因で検査したがこれと言った所見はないと言われた。排尿痛もあったが今はない違和感は残っていると言っていた。今後気功治療を続けていき、このような不定愁訴の集まりみたいな状態から早く抜け出せる様になりましょうと言って、お酒を飲みに行きました。次の治療は今週の木曜日になりました。